<   2009年 05月 ( 10 )   > この月の画像一覧


2009年 05月 30日

Spollonatura

d0139594_2134418.jpg











この数週間は芽掻きと新梢誘引を続けていく。成熟し凝縮した葡萄を収穫する為に、最低限以外の芽や新梢を取り除き、残した新梢の風通しや日照などを考え誘引する。この葡萄の夏の姿、秋の姿、晴れの日、雨の日、果汁、醗酵を経たワイン、熟成を重ねグラスに注がれたワイン、来年の剪定を迎える葡萄の樹、数年後、数十年後の樹の形態、様々な段階を想像しながら進めていく。2年目となる今年は、より確信を持って作業を行う。

by trimpilin | 2009-05-30 21:43 | ワイナリーの仕事 | Comments(2)
2009年 05月 27日

Alla Corte del Vino 2009

d0139594_920525.jpg









今年もまたVilla Le Corteでの試飲会。今までイタリアで何百という試飲会に参加してきたけれど、初めて生産者として試飲させる側に立つ。暑い晴天続きのトスカーナはこの日も天候に恵まれるが、会場内も暑くなり過ぎ、試飲するには最適なコンディションとはいかなかった。恵まれたと言えるミクロクリマの中で、毎日土にまみれ汗を掻きやれることは誠実にやったという小さな誇りと、それで口に合わなければ仕方が無いという前向きな開き直りにも似た潔さを秘かに胸に携えて、ワインと立ち、ワインを注ぎ試飲をしてもらう。子供の発表会を見守る親のような晴れ晴れしさも隠し持ちながら。

by trimpilin | 2009-05-27 09:22 | ワイナリーの仕事 | Comments(2)
2009年 05月 25日

Uis Blancis 2006 Borc Dodon

d0139594_404036.jpg

麦とオリーブとペコリーノのサラダ、
鯛とじゃが芋のオーブン焼きと。

褐色掛かった厚い琥珀。
干杏、蜂蜜、松脂の深みとフロール香。
ポテンシャルとマチェラツィオーネによる複雑さと、
吸い込むような自然な当たり。
やや青い収斂性と刺すような酢酸が
姿を見せる終わり味。

いわゆる普通の白と自然派の白との比較でなく、自然派と呼ばれるものの中でも、
酒質、味わいの筋が、澄んだもの、そうでないもの。
そのニュアンスをある面で持ち、ある面で持たない。
深くシャープで非凡な造りでありつつ、梗由来のタンニンと刺すような酢酸の終わり味は、
個人的には、白ワインの味わいとして必ずしも好ましいと思わない。

by trimpilin | 2009-05-25 04:14 | 晩酌 | Comments(0)
2009年 05月 21日

5月の畑

d0139594_4274589.jpg





暑い晴天続きのこの数週間で、
ぐっと成長が進んだ葡萄たち。
芽掻きと新梢誘引を繰り返す。

by trimpilin | 2009-05-21 16:48 | ワイナリーの仕事 | Comments(2)
2009年 05月 18日

1000 MIGLIA 2009

d0139594_7584344.jpg











今年もまた5月の第3土曜日は、アンティーク・カーのイタリア縦断レース、ミッレ・ミリアが、
シエナ~キャンティ~フィレンツェ間を通過する日。昼過ぎには、今年もまた自分が住む町を通過。
昨年は我が家の目の前をピカピカのアンティーク・カーがビュンビュンと駆け抜けていったが、
今年は一本隣の通りを抜けて一路フィレンツェを目指す。
毎年、公道を駆け抜けるアンティーク・カーたちに囲まれながら仕事に行くのが恒例の楽しみ。
いい年をした大のオトナたちが、多大な情熱と時間を費やす大真面目なゲーム。
イタリアを走るのが好きな自分は、毎日を暮らしていく為に日々の仕事に追われながらも、
こんな秘かな夢を、いつもポケットに持ち歩いている。

by trimpilin | 2009-05-18 08:21 | 生活 | Comments(2)
2009年 05月 14日

BRUCIACULO

d0139594_21493163.jpg






Y君に貰ったCecchiniの新製品、
Panzano in Chiantiの唐辛子のオリーブオイル漬。
ちょっとストレート過ぎるネーミングだが、
ただ辛いだけでなく香りと風味が豊かで、
これからの季節にも重宝しそう。

まずは、スパゲッティ・アッラ・クルダイオーラにして頂く。

by trimpilin | 2009-05-14 21:52 | 料理 | Comments(0)
2009年 05月 12日

Richiari 2007 Podere Poggio Scalette

d0139594_2101442.jpg

生アスパラガスの薄切りとマルツォリーノを巻いた
サルモーネ・アフミカートとラズベリーのビネガー、
クラテッロ、
アスパラガスとストラッキーノのソースのニョッキ、
直買いの18ヶ月熟成パルミジャーノを削った
軽く熟成させた牛肉のカルパッチョ、
庭の薪窯で焼いたパンと。

爽やかなグレープフルーツの始りから、
黄桃のふくよかさと山査子の華やかさ。
ぽってりと厚く甘い膨らみに、
ミネラルな塩気を伴う旨い酸が長く伸びる。
甘美な花の広がりとクリアな酸の共存。

by trimpilin | 2009-05-12 21:19 | 晩酌 | Comments(0)
2009年 05月 08日

Aggiustatura dei Pali e dei Fili

d0139594_7171687.jpg




全ての畝の柱の釘を打ち直す。
緩んだ柱やワイヤーは締め直し、
壊れた柱やワイヤーは交換する。
地味だが大切な作業。

by trimpilin | 2009-05-08 22:06 | ワイナリーの仕事 | Comments(2)
2009年 05月 07日

ONAV

d0139594_991851.jpg









Organizzazione
Nazionale
Assaggiatori di
Vino

by trimpilin | 2009-05-07 16:23 | ワイン | Comments(0)
2009年 05月 05日

Perda Pinta 2005 Giuseppe Sedilesu

d0139594_223241100.jpg


サルモーネ・アフミカートと
庭のフィノッキオの葉とミントのソース、
庭の空豆とマルツォリーノ、
サラーメ・ピカンテ、
生トマトとサルシッチャの
ラグーのリガトーニ、
リボルノ地鶏の白ワイン煮込み、
茹でたスカローラと。

抜けたグラデーションと艶やかな照りの琥珀色。
ナッツの深みとシェリーの厚みのフロール的な個性。
熱く厚く深く酸化した旨みと、甘く丸く柔らかく終わる澄んだ余韻。
個性と旨みを昇華させるフィネスの存在で、他には流されない唯一無二を貫き佇む。

by trimpilin | 2009-05-05 22:46 | 晩酌 | Comments(0)