トスカーナのソムリエ

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2008年 07月 30日

ワイン

d0139594_7334392.jpg同業と言えるかは知らないが、
ワインに携わる知人のブログを見たら、
ティスティングコメントがあまりに自分ぽくて驚いた。
たまたま似たと言うものではなく、
以前は全く違った感じで、
本人の言葉で表現されていたのが、
今はまるで自分のコピーのよう。
稚拙なコメントだが感じたままを飾らずに書いている。
ワインを表現する者が、
自分の言葉を捨ててどうなるのだろう。
高尚な、耳に心地良い言葉遊び。
ソムリエの世界で頻繁に感じる虚飾と阿呆らしさ。
その本質は大地に根付いたものでありながら、
非常にスノッブな上っ面の世界とも面している。
寧ろ、そういう人々に支えられている業界でもある。
明日もまた畑に立ち汗を掻く。




by trimpilin | 2008-07-30 08:29 | ワイン | Comments(0)
2008年 07月 30日

Altrovino 2006 Duemani

d0139594_85218.jpgトンノ・デル・キャンティとカルチョーフィのクリームと
黄ピーマンのマリネのテリーヌ、
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ、
チェッキーニのロスティッチャーナ、
庭の畑のサラダと。

ルカ・ダットーマが2000年に設立し、
僅か3年でデメテールの認可を得たワイナリー。

曇り無く澄んだ果実とスパイスの
綺麗な香りのボリュームの大きさ。
まだ荒いが上質なタンニンと凝縮感。
澄み切った酒質とクリアな酸。
勿体無い程の若さの中に、
はっきりと見えるポテンシャルと質の高さ。
美味しいワインの造り方を知っている者が造ったワイン。




by trimpilin | 2008-07-30 08:08 | 晩酌 | Comments(2)
2008年 07月 22日

frutti

d0139594_22211283.jpg庭の果物。
サクランボ、レモン、枇杷、杏、
黄色プラム、紫プラム、洋梨、
イチヂク、葡萄、オリーブ、柿、、、
今はプラムと洋梨が食べ頃。
イチヂクはあともう少し。

そのまま食べるだけでなく、
生ハムやサラミ、チーズとともに。
干したり、ジャムやコンポートにも。
熟したイチヂクとトスカーナ風サラミ。
フェンネルの種を挟んで干したイチヂクを、
パンに挟んで、古きトスカーナのおやつ。







by trimpilin | 2008-07-22 22:43 | 生活 | Comments(2)
2008年 07月 18日

Riesling Grand Cru Wiebelsberg 2004 Rieffel

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トスカーナの生ハムとメロン、
魚介と庭のズッキーニのタリアテッレ、
トリッパと塩漬けのケッパーのサラダと。

リースリングらしいミネラルと、
グリーンのニュアンスだが意外にトロピカル。
磯の香りでなく浜の砂。熟れていないマンゴー。
コンパクトだがぽってりとした厚みとほろ苦み。
ほのかな甘みと綺麗な酸の心地良さ。
細く長く伸びるものの若干纏まりきらない余韻。
値段相応に楽しめるお値打ちなGrand Cru。




by trimpilin | 2008-07-18 00:07 | 晩酌 | Comments(0)
2008年 07月 15日

Portafortuna

d0139594_20322853.jpg 庭の畑のインゲンの茎にアブラムシが大量発生。農薬は使わないので、何か良い手立てはないかと考え天敵を連れてくることに。プラスチックのフィルムケースに熱した釘で無数の穴を開け、ズボンのポケットに忍ばせ仕事へ。ワイナリーの畑で葡萄の樹の手入れをしながら秘かに天敵を探す。あ、いた。作業の手を止めポケットからケースを取り出す。怪訝そうな顔で覗き込む同僚の農夫たち。ケースの中に、青々とした小さな葡萄の葉を一枚と、赤いてんとう虫を一匹しまう。息苦しくならないように作業ズボンの横のゆったりとしたポケットへ。そしてまた作業を進めていく。あ、またいた。その日は、赤に黒い斑点の大きなてんとう虫を2匹と、黒に赤い斑点の小さなてんとう虫を3匹。帰宅して庭の畑のインゲンの茎に放す。てくてくてくてく、もぐもぐもぐ。早速食べてる。翌日も、翌々日も。結局10匹くらいのてんとう虫に引越しをお願いした。環境が変わって悪いけど、葡萄畑にはアブラムシはいないし、こっちは住み込み飯付きなので宜しくお願いします。インゲンの茎はみるみる綺麗になっていく。春から初夏になると蛍でいっぱいになる我が家の庭に、生態系を乱さない程度にてんとう虫も増えてくれると嬉しい。

 昔から思いも寄らないところで、すごく頻繁にてんとう虫がやってくる。初めて意識したのは10年以上前。出勤途中に鵠沼海岸の砂浜に一人で座り将来のことを思い悩んでいると、腕にわずかに何か触れたような感触。見ると赤いてんとう虫が留まっていた。砂浜にてんとう虫なんて珍しいな、と思った。それから一週間して、また砂浜に行って座っていると、またてんとう虫が留まってきた。その数日後にまた行くと、また留まってきた。毎日海に寄っている訳でなく、日を置いて行った3日のうちに毎回てんとう虫がやってきた。3日目は何故か初めからてんとう虫が来る気がしていた。それからというもの、事ある毎にてんとう虫がやってくる。てんとう虫がいても当たり前な屋外は勿論、車を運転中に気がつくと腕に留まっていたり、閉めきった部屋の中で服に留まっていたり、緑の無い街なかで飛んできて留まったり。嘘みたいな話だけど本当によくやって来る。悩んでいる時や自分の環境が変わる時は必ずやって来る気がする。自分にとって特別な虫。
 一昨日も昼にバールで一人でアペリティーヴォをしようと、10ほど空いていた席のひとつに座ると、白いテーブルの真ん中に大きな赤いてんとう虫が留まっていた。スプリッツを運んできた奥さんが「こんなところで、Portafortuna(幸運を呼ぶ)だ!」とびっくりしていた。てんとう虫を見ると、子供の頃に過ごした祖母との日々を想い出す。




by trimpilin | 2008-07-15 20:05 | 生活 | Comments(3)
2008年 07月 11日

Ormanni

d0139594_20445118.jpgアメリーゴのアルベルトと共に、久しぶりの訪問。
1818年創立のワイナリーは、
けっして洗練を極めた造り手ではないが、
以前の晩酌メモにも書いたように、
自分にとって最高のキャンティのひとつ。
好きな造り手を形容する時、
いつも同じ言葉になってしまうが、誠実。
自分にとってワイン造りで一番大切なこと。
技術的により先進があるとしても、
彼らの理念に基づき確立されたスタイル。
エノロゴはGiulio Gambelli。

Chianti Classico 2006
Borro del Diavolo 2004
Borro del Diavolo 2001
Julius 2001




by trimpilin | 2008-07-11 20:50 | ワイン | Comments(0)
2008年 07月 10日

Sancerre Les Chailloux 2005 Fouassier

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スカルペリアの惣菜屋お手製の
トルテッリ・ディ・パターテとスーゴ、
庭の畑のカポナータ、
庭の畑のサラダ、
焼きたてのバゲットの昼酌と。

厚みのあるコクとほろ苦み、
研ぎ澄まされた酸、
錆びた鉄の塩み。




by trimpilin | 2008-07-10 07:29 | 晩酌 | Comments(0)
2008年 07月 09日

勿体無くない

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炎天の下、
毎日、勾配の効いた15haの畑を歩き続け、
必要でない枝葉を取り除き、雑草を抜き、
伸び過ぎた枝を切り、ワイヤに収め、
樹勢、日当たり、風通しを整え続ける。

綺麗に実を付けた房も勿体無いようだが、
ワインの品質の為に過剰であれば取り除く。











by trimpilin | 2008-07-09 08:38 | ワイナリーの仕事 | Comments(2)
2008年 07月 07日

Pur Sang 2005 Didier Dagueneau

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カチュッコと。

淡い当たりでありながらぽってりとした厚み。
寄せ付けない程の、
圧倒的な酸とミネラルのポテンシャルの、
細く長く伸びやかに澄んだ余韻。
純血という名のワイン。




by trimpilin | 2008-07-07 18:02 | 晩酌 | Comments(4)
2008年 07月 03日

Merlot di Piantonaia

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Merlot di Piantonaia
2008.07.02





by trimpilin | 2008-07-03 20:56 | ワイナリーの仕事 | Comments(0)