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2008年 06月 30日

Porcino

d0139594_2075687.jpgアブルッツォの海と山にヴァカンスに行っていたステファノ。
先日の特大トリュフに続いて、
今度は特大ポルチーニを手に帰ってきた。
「ジャコモとリフトに乗って山を登ってたら、
リフトの上から見えたんだよね。
リフトを降りてすぐ採りに戻ったんだけど、
けっこう下の方だったから大変だったよ。
はい、お土産。」
これだけ大きなサイズなのに、
身はしっかりとして虫喰いもなく、
笠の裏も黄色くならず健全で新鮮。
ふたつに割っても真っ白で穴も無い。
トスカーナでポルチーニを食べるのに欠かせないハーブ、
我が家では庭に生え盛るただの雑草、ニピテッラ。
庭から一束摘んできて、
ニンニクとポルチーニと炒めて戴く。




by trimpilin | 2008-06-30 20:11 | 料理 | Comments(2)
2008年 06月 28日

Avvoltore 2006 Moris Farms

d0139594_8365677.jpg牛舌のスーゴ・スカッパートのタッコネッリ、
セージとバター風味の仔牛のスカロッパ、
コルツァーノ・エ・パテルノのペコリーノ、
ブッチャ・ディ・ロスポ、ブルー・デル・キャンティ、
サヴィーニョのタレッジョタイプのカプリーノと。

若さにもより僅かに木が浮きつつも、
澄んだ果実の綺麗な香り。
上質な造りの中で、
綺麗過ぎず綺麗で、繊細過ぎず繊細。
程々に果実的で、微妙に牧歌的。
えも言われぬ絶妙な抜け具合。
ひとつ押しが無くさり気無くも、
ぴたりと料理に寄り添う、
爪を隠したインテリジェンス。
2005年の不運により2年振りの生産。




by trimpilin | 2008-06-28 09:02 | 晩酌 | Comments(0)
2008年 06月 26日

Lavaggio delle Barrique

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水圧の強いスプリンクラーのようなものに、
樽を逆さまに挿し、
樽を回転させながら内部を洗浄。
中の水が抜けたら簀子の上に並べ、
穴を正確に真下に向けよく乾かす。
炎天の下、100個近い樽を手作業で繰り返す。












by trimpilin | 2008-06-26 22:01 | ワイナリーの仕事 | Comments(4)
2008年 06月 25日

Fortuni 2005 Podere Fortuna

d0139594_2113361.jpg地元の肉屋お手製のフィノッキオーナ、
黒トリュフを摩り下ろしたフェットゥンタ、
半熟炒り卵と黒トリュフ、
黒トリュフのタリアテッレ、
牛舌の煮込みの黒トリュフ掛けと
黒トリュフ入りのじゃが芋のピュレ、
庭の畑の茹で野菜と。

グラスに注いだ瞬間にまず喜ばされる、
照りを帯びた淡い色調。
フレッシュ過ぎない澄んだ赤い果実に、
オレンジピールのようにほの甘く、淡く厚い香り。
その裏にPinotNeroとしては非常に少ないが、
かすかに西瓜の皮のようなごくわずかの青さが見える。
柔らかく甘く淡い綺麗な酒質は、
ほんのわずかに若さだけでない若干の目の荒さも残る。
膨らみの割りにやや控えめな余韻は、
酸よりもほの甘みとほろ苦みが支配気味で、待っていたPinotNoirのような至福とはやはり少しずれる。
とは言えかなりPinotNoir的なPinotNeroで、楽しく戴ける丁寧な一本は、トスカーナの黒トリュフとも高い位置で広めあうアッビナメント。ロレンツォ・イル・マニフィコが所有した由緒あるワイナリーの、新しい生産者によるファーストヴィンテージは、トスカーナで最良のPinotNeroのひとつ。




by trimpilin | 2008-06-25 21:22 | 晩酌 | Comments(0)
2008年 06月 23日

Svuotamento delle Barrique

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瓶詰めの準備の為、ワインを樽からタンクに移す。
空になった樽を運び出し、洗浄し乾かす。
空でもかなりの重さがある225L入りのバリック、
一人で持つにはかなり厳しい350L入りの特注バリック、
500L入りのトンノーは二人でもきつい。
なかなかの重労働。












by trimpilin | 2008-06-23 21:39 | ワイナリーの仕事 | Comments(0)
2008年 06月 19日

Rosso di Montalcino 2005 Stella di Campalto (San Giuseppe)

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Y君に貰ったラルド・ディ・コロンナータDOP、
トリュフを練り込んだ自家製ニョッキと
トリュフとパルミジャーノのソース、
キャンティのこだわり生産者の羊乳チーズ3種と、
サヴィーニョのこだわり生産者の山羊乳チーズと。

澄んだ果実の凝縮感。
ピュアでエレガント。
まだBrunelloをリリースしていないのに、
最高のBrunelloの造り手のひとり。
ちょっと普通じゃない程の綺麗で澄んだ深みは、
打ちのめされるというよりは、心を洗われる。
人柄の滲み出たワイン。




by trimpilin | 2008-06-19 07:30 | 晩酌 | Comments(0)
2008年 06月 18日

San Giusto a Rentennano

d0139594_3194734.jpgガイオーレ・イン・キャンティの、
サン・ジュスト・ア・レンテンナーノへ久々の訪問。
テロワールにおけるサンジョヴェーゼを尊び、
その葡萄から誠実な手で極めて上質なワインを造り、
またごく少量のやはり上質なメルローも造る。
という、自分が働くワイナリーとの共通点を持つ、
トスカーナで最も好きな造り手のひとり。
寡黙で、誇り高く、朴訥で、誠実。
畑からもカンティーナからも伝わってくる。

Chianti Classico 2006
Chianti Classico ris. Le Baroncole 2005
Percarlo 2004
La Ricolma 2005
Vin San Giusto 2000





by trimpilin | 2008-06-18 03:25 | ワイン | Comments(0)
2008年 06月 15日

Etna Bianco 2006 Tenuta delle Terre Nere

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黒トリュフのタリアテッレの昼飯と。

心地良い厚みと甘く深いほろ苦味と共に、
エレガントな酸としょっぱい程に旨いミネラル。
酒質の綺麗な丁寧な造りは、
且つ尾が長ければ申し分無いが、
価格に対して満足の味わい。




by trimpilin | 2008-06-15 19:19 | 晩酌 | Comments(0)
2008年 06月 12日

Carmignano Riserva 1999 Piaggia

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庭のベビー・フィノッキオと
コペンハーゲンの塩のピンツィモーニオ、
フランカ風アリ・アロミ、
薪で焼いたビステッカとハワイの赤塩、
庭のサラダと。

綺麗な凝縮感にSangioveseらしい淡さ。
Carmignano的な厚みと熟成による抜け具合。
何てこと無いような何気無さが、
料理と逢わせてぴたりと収まるトスカーナの真骨頂。
一番好きなCarmignanoのひとつ。




by trimpilin | 2008-06-12 03:31 | 晩酌 | Comments(0)
2008年 06月 10日

Tartufo

d0139594_22203854.jpgトリュフはそんなに沢山他人にあげるものじゃないと、
いつもいつも言っているのに、
大小白黒問わず、
いつもいつも持ってきてくれるステファノ。

夏のトリュフシーズンが解禁となって、
今日もルラと山に行ったと思ったら、
ちょっとびっくりするくらいのサイズのを持ってきた。
「これくらいのがゴロゴロ採れたからあげる」

長らくイタリアで暮らしていても、
トリュフの町のトリュフ料理のレストランで働いていても、
この大きさはそうそうは手にすることはない。

パスタの上に、卵の上に、
ちょっとびっくりするくらい摩り下ろして戴こう。




by trimpilin | 2008-06-10 22:27 | 料理 | Comments(0)