リュベロン・ゴルドの肉屋お手製のフロマージュ・ド・テート、
アベトーネのじゃが芋とインゲンの
アイヨリとマスタード風味のサラダ、
薪で焼いたロスティッチャーナ、
庭のサラダと。
コンパクトだが深い紅玉と澄んだバゲット。
細く長い酸と旨いほろ苦み。
万人に好まれるクリアな酒質の優良な造り。
シャンパーニュを海と合わせて外れる筈は無いが、
個人的に好きな山との合わせ。
豚頭のゼラチン質とスパイス、
アベトーネのじゃが芋の日本的な滋味深いホクホク感と、
アイヨリマスタードの心地良いピリピリ感、
ロスティッチャーナの旨みのある脂、香ばしさ、ほろ苦さ。
積極的には受け入れないプリモピアットを飛ばした、アンティとセコンドだけのより晩酌的な食事に馴染む。
牛や羊や鶏ではなく豚。プロセッコやフランチャコルタではなくシャンパーニュ。
定番ではない、出逢いのもの。